オソレナガラ アジア大会、、、、。

オソレナガラ、

アジア大会での日本の成績をいかが、お思いか。

 

中国はともかく、

韓国に対し、金メダルにして、

韓国79。

日本47。

 

惨敗を喫している。

人口にして、大差をつけている国に

対してである。

 

これでは、オリンピックでは戦えない。

 

オリンピックというのは、当然

地元開催2020年の東京大会のことである。

 

その前の2016年リオデジャネイロ大会が

非常に重要になってくる。

 

事前の大会から、十分に結果を出してなければ、

東京での成功は見込めない。

 

もちろん、2020東京がなければ、

なにもここまで思わずとも

すむのだろうが、

 

夏季のオリンピックを開催する

という、責任を考えるに、

 

アジアにおいて、

中国に続く2位か、

今回の開催国韓国に

肉薄する金メダル数を

獲得していなければ、

ならなかった。

 

しかし、この差はない。

 

成功した競技は競泳と体操くらい。

男子柔道は崩壊状態。

立て直す、光明もみえない。

 

当然当事者はおそろしく、

うろたえていると思うが、

それでは、足りないくらいの

時間的制約をかなり受けている。

 

今後の世界柔道で、

それなりの成績を

残さなければ、

いよいよ、フランスや

ロシアの指導者を

招かなければならない

状況に陥ってしまう。

 

日本柔道界に、

外国人指導者。

柔道がJUDOに変わっている

と言われる今、

 

それが、自然な流れか。

 

いや、日本人として、

それだけは許容できない。

柔道のルールがいかに

変更されようとも、

 

背負って、投げて、勝つ

美しい日本柔道は、

ポイントで優勢勝ちを

狙う海外海外柔道よりも

強いのだという

証明を、2020東京で

しなければならない。

 

それだけの責任を

日本柔道界は背負っている。

 

成績が出ていないのは、

当然、努力や工夫はしていると

思うが、それが足りない

ということなのだ。

 

柔道において、

オリンピックでも、

アジア人同士の決勝は

多くなってくると思う。

 

それを考えると、

柔道界はもっともっと

焦っていかなければならない。

 

井上康生鈴木桂治のような

天才待ちをしている場合ではない。

 

協会をあげて、現在の小中学校の

2020東京世代に対し、

虎の穴のような特訓組織で

強化してもいいのではないか?

すこし、非常識さを

踏まえないと、今後の

日本柔道界が非常に不安である。

 

なでしこが銀だった。

 

これもダメである。

佐々木監督は世界一の監督だけに、

その采配に個人的な疑問は持たない。

 

とどのつまり、若手の成長が遅いのだ。

 

仮に、FIFA国際Aマッチ扱いだったとしても、

大儀見と熊谷は呼ぶべきではないと思う。

二人はいわば飛車角。

 

飛車角抜きでも、アジアでは圧勝しなければ

ならない。

 

期待された増矢、猶本がダメ。

北原、臼井、長船がダメ。

 

近賀、岩清水、熊谷、鮫島という

ゴールデンラインを味わっている

我々には、まったくイライラする

パスまわし。

 

男子のW杯のギリシャ戦より、

退屈なパスの巡りだった。

 

北朝鮮戦だけではなく、

大会を通じてパスが

つまらない。

 

感覚が鈍すぎる。

 

決勝で、佐々木監督が

カードを一枚しか切らなかった、

気持ちはわかる気がする。

 

誰を入れても一緒だった。

 

むしろ、宮間も川澄も下げたかった

くらいだ。

 

解説の川上さんが何度も言っていたが、

若手のおとなしさが気になるらしい。

 

かつて、宮間、大儀見(当時、永里)、阪口が、

若手の頃、監督に呼ばれ、

 

「あんまり調子にのるなよ」と

一喝された逸話を聞くと、

川上さんの心配も、しみてくる。

 

W杯優勝組以外では、

中島、菅沢、有吉はまずまず。

 

だが、有吉の上がりは、

やはり近賀のそれに比べると、

迫力に欠ける。

 

中島はずいぶんと安定して来た。

しかし、澤はあのポジションで

決定力があった。

 

前が攻めていった分、2列目の

中島の前にチャンスボールが

こぼれていく確率は非常に高い。

そのために、中島には決定力が

求められていく。

 

遠目から、打って決める。

動きがいいだけに、中島に

求められるのは今のところそこだけだ。

 

菅沢がトップのレギュラーに

固定されないのはなぜだろう。

 

そこには、大儀見がいる、高瀬がいる、

安藤、大野がいる。

 

アジア大会のような、大儀見や大野がいない

大会でレギュラーに定着していなければ、

菅沢の未来は明るいものではない。

 

岩渕、田中明日菜、宇津木、

W杯控え組も海外で力をつけているだけに、

 

今回のアジア大会の結果は、いや、内容は

佐々木監督の頭をいい意味で悩ませることはなかっただろう。

ドイツW杯メンバーに戻せば、事足りる話である。

 

そもそもそこがダメである。

 

もっともっといい意味で、佐々木監督を悩ませる

選手が出てこなければならないのだ。

 

タレントはいる。下手ではない。

申し訳ないが、人材不足で仕方なく選んだ

メンバーではない。

 

だからこそ、もっと若手は、

わがままに、生意気に、自分を主張

していくべきだった。

 

結局、北朝鮮に一矢報いたのは

川澄、高瀬、宮間のコンビネーションから

だけだったというのは、

今大会の象徴的なことだ。

 

さて、来年カナダでのW杯。

成長を見込んでなどという、甘い観点で

選出されることはあり得ない。

 

とはいえ、澤の名誉枠は健在だ。

試合に出れなかろうと、

昔ほど動けなかろうと、

メンバーに名を連ねているだけで、

高い技術を有しながら、

勝負を感じられない若手よりも、

よっぽど、澤にはその価値がある。

それだけで、十分に戦力になるのだ。

 

その澤の名誉枠を、

取り上げるほどの若手の台頭が

必要だということを、

若手の選手たちは

ゆめゆめわすれてはならない。

 

アジアという狭い地域で

金を取れていなければ、

世界での見込みなどたてようがない。

 

メダル獲得数も、

3位とはいえ、韓国に

これだけの大差を付けられては、

 

世界に行って、

アメリカやロシア、中国、ドイツの

メダル獲得トップ4はともかく、

 

イギリス、オランダなどの

セカンドグループに

余裕で肩を並べている韓国の

後塵を拝し続けるほかはない。

 

2020東京の成功というのは、

日本選手の活躍にある。

その活躍の基準は?

ときかれれば、

 

金メダル獲得数において、

韓国を上回り、中国に次いで、

アジア2位の地位を奪還する

ことにほかならない。

 

となれば、話は早い。

 

韓国が金メダルを獲得しうる競技に、

的を絞り、強化を図ればいい。

 

有力な韓国選手に対抗馬をたてればいいのだ。

 

幸い、2020東京までに

リオを挟む。

 

そのリオで、韓国を上回る

金メダル獲得数を目標とし、

強化を図っていくしかない。

 

軍役免除、高額な報奨金、

そんなものに負けず、

日本の子供たちに

大きな夢を与えることを

使命として、

 

オールジャパンで、

強化を図っていきたい。